2011GW2011/05/05

4/29 双遠練習会
4/30 浜名湖1周
5/1 雨。休息日
5/2 小笠山、静波海岸、御前崎
5/3 伊良湖岬。人数多い時は先頭交代早めに、少ない時は長く引くと、効果的に練習できる。
5/4 竜洋
5/5 双遠練習会
5/6 出勤
5/7 ツール・ド・エコパ 2時間の部 準優勝 アタックは自ら仕掛けるべし
5/8 周回練習

20110507第2回遠州サイクルエンデューロ ツール・ド・エコパ 2時間ロード・ソロ・Men 準優勝2011/05/07



天候:朝方までの雨もすっかり乾き、水溜りはコース終盤の下り後の左直角カーブ直後に2箇所のみ。くもりのち晴れ。風強く、上りは右側~正面からの風でスピードダウン。

参加者:約150名

抽選会に間に合うような時間に出発し、自走で会場へ向かう。ちょうど良い時間に到着。K林さんを見つけてじゃんけん大会へ参加。結局何も当たらず。

その後、3時間の部を終了したチームメイトを労い、試走へ。某チームが自分をマークしてくれているとの情報が入るが、さほど動じない。他チームからマークされるくらいの存在感が自分にあるのだろうか?

昨年とはコースが一部変更されており、危険箇所が減った。さらに上り前にある程度下りで勢いをつけるコースになって、非常に助かった。
ボトルは2本フル装備。補給食はザバスピットインリキッド1本+パワーバージェル1個。

トイレにいった後、レッグウォーマーを外すのに時間がかかったせいでスタートは真ん中より少し前の位置となってしまった。ローリングスタートが解除される上り坂手前付近までに何とか20番前後まで番手を上げた。上り坂はそれほど辛く感じなかった。下り坂では脚を止めてもグイグイ進み、その後のちょっとした上りも惰性で登れるため、この直線区間でだいぶ番手を上げられる。コーナーでもクリテの走り方を適用すれば楽々と集団についていける。コーチの「エコパもクリテに近い」というアドバイスどおりだ。
2周目のスタジアム出てからの左折上りで落車があった。巻き込まれるかどうかは紙一重だ。草レースでは落車リスクがより大きくなる。

30分経過したころ、単独でアタックをかけるも、誰も反応しなかったので、集団に戻った。

残り30分くらいだったか、上り坂で落車発生。その後、SRTが単独逃げに。ハイペースではなかったので吸収するのも時間の問題とは思ったが、数名と協力して積極的に追うことにした。

最終周回、上り坂で2度ほどアタックがかかる。集団内で脚を貯めていたライダーによるものだろう。後でわかったが、2度目のアタックで逃がした人が優勝した。4秒も差を空けられたが、あの時追わないといけなかった。さらに言えば、自らアタックをかけるべきだった。下り坂からの左直角カーブから徐々に順位を上げ、スタジアム入り口前の上り坂で一気にかけてごぼう抜きしてトップでスタジアムに入りゴールラインでガッツポーズ。こんなに簡単に勝てて良いのだろうか、と一瞬思った。リザルトを見て2位と判明。久々に脹脛がつりそうになった。

今回、スプリントやダッシュで脅威に感じる人はいなかった。エンデューロ参加者の傾向なのだろうか?スピードの激しいアップダウンがないし、ゴールスプリントにもなりにくい点、エンデューロが狭義のロードレースとは異なる点だろう。

「トレーニングを行うときに大切な7つの基本」2011/05/09

シマノ西園氏のブログより

Joe Frielのブログ(http://www.joefrielsblog.com/)に「トレーニングを行うときに大切な7つの基本」という題でポストがありました。題名のとおり、とても基本的で驚くべき新事実!というようなことは述べられていないのですが、主にトレーニングと疲労の関係において迷ったときに立ち返るべき考え方が詰まっています。以下抜粋

1.トレーニングは身体的に負担となるものでなくてはならない
トレーニングのそもそもの目的は、身体に適切な負荷を与えることです。身体は負荷に耐えられるように適応していきます。トレーニングをより効果的なものとするためには、目標とする活動において必要とされる種類・質・量のトレーニングが必要です。

2.特定の種類の身体的な負荷に対する身体の適応は「フィットネス」と呼ばれます。
ゴルファー、ウェイトリフター、サイクリストの三選手のなかで、どの選手が最も「fit」なのでしょうか?答えはあなたが「フィットネス」をどのように定義するかによります。例えば、フィットネスを小さなボールを棒で正確に遠くまで打ち放つことであると定義すれば、ゴルファーが最も「fit」であるといえるでしょう。

3.負荷をかけたときの副生成物が疲労です。
身体に負荷をかけると、フィットネス以外にも身体に多くの変化が起こります。筋肉中の炭水化物の枯渇、筋細胞のダメージ、生理的な反応の変化など、これらはひっくるめて「疲労」とよばれるものです。

4.フィットネスと疲労は同じように推移します
トレーニングで適切な疲労を感じるようであれば、フィットネスを伸ばすだけのトレーニングができているといえます。トレーニングで疲れを感じないようであれば、フィットネスを向上させるには不十分です。よって疲労しているときにはフィットネスが向上しているといえますし、逆もまた然りです。

5.レースにおいて力を発揮するためには、疲労を減らす必要があります
これこそがテーパリング(orピーキング)の全てです。疲れた状態でレースに望んでも、よい成績は望めません。

6.疲労を減っていく状態が「調子がよくなってきている」ということです
ちなみに調子は「form」の訳で、"I'm on form"といえば「調子がいい」ということですが、このformということばは19世紀の競走馬の状態を指すことばからきているらしい。

7.調子が上がれば、フィットネスが落ちる
以上の6つのことからいえる、あまり一般的でない結論が、「調子が上がれば、フィットネスが落ちる」ということです。調子を上げるためには疲労を減らす必要がありますが、それでは身体能力を向上・維持させることはできない。レース前の調整はフィットネスの低下と疲労の軽減のバランスが全てだということです。休みすぎればフィットネスが落ちる、しかし疲れたままではよいパフォーマンスは得られない・・・。ピーキングの難しさの本質はここにあり、人間にはその場その時の変数が多すぎて、科学的にこうすれば確実に調子とフィットネスのバランスをとれるというような手法は(少なくとも現段階では)存在しません。経験と一般的な傾向をみながらやっていくほかないということですね。