20131223美浜サーキット エンデューロ 優勝2013/12/23

某ブログを参考にして、レースプランとその振り返りを記録しておく。

○レース前
・コースの特徴は、フラットだが、アルファベットのSの字の周りを右回りになぞっていくような、コーナーの多いサーキット。路面状況は不明。知多エンデューロのYoutube動画からは、ホームストレートとバックストレート以外はたえず曲がっているという印象で、コーナリングテクニックで差がつきそう。海が近いという場所と季節柄、風は強そう。ウェザーニュース情報では、遠州地方と同じくらいの強風だ。ホイールはローハイトにする。ウェアは、強風バージョン・小雨が降るバージョンを用意する。
・エントリーリストを見る限りでは、BC TimersのKさんが要チェック選手。JCRC西湖で入賞しており、平地が得意そう。逆にアップダウンのあるコースは苦手そうで、自分と似たタイプかもしれない。あと、トンデモクラブのFさんもレース入賞経験有り。Team VAIOのKさんは、今年の知多エンデューロで入賞している。
・レース展開の予想としては、逃げが出来そうになると、皆でつぶしにかかる、良くある他力本願的なエンデューロで、残り30分あたりからペースアップや逃げの試み等の動きが出てきて、ラスト2周で牽制がかかり、最終コーナー立ち上がってからのスプリント勝負になると読んでいる。しかし、同時出走者数が34と少なくて出場者の脚力差も大きいので、前半・中盤の逃げが決まる可能性も高く、3人以上の逃げには注意が必要。また、風が強いので、風を味方につける走り方を心がけたい。
・自分に有利となるレースプランは、次の通り。7割以下の力でたんたんと走り、90分頃までに先頭が10人程度に絞られていく。ローテは早め早めにまわす。その後、ペースをあげ、さらに絞り込み、5人以内のスプリント勝負に持ち込む。最終コーナーを2番手で抜けて、さして勝つ。
・レーススタートの並ぶ位置は、人数が少ないので、最後尾でも可だが、危険な前半の逃げをチェックするため、前目でスタートする。
------と、ここまではレース前日までに書いた分で、ここから先がレース後に書いた分。
コースの特徴について訂正。フラットと前述したが、若干の勾配があった。バックストレートが下りで、ホームストレートが上り。といっても鈴鹿サーキットに比べたら、ド平坦である。

○レース中
・位置取りについて。まずはスタート時、人数が少ない事もあり、自分としては珍しく、ほぼ最後尾からスタート。しかし、第一コーナーに入る頃には10番手以内に。その後は、まぁなんとかローテが機能していたので、目立たない程度にサボりつつ、たんたんと周回をこなす。危なそうな人の後ろにはつかない、先頭交代で後ろに下がる時は周回遅れの人には(悪いけど)割り込ませてもらう、の2点に気を付けた。クリテリウムのような位置取り合戦はなかった。
・展開の仕方について。予想以上にペースが早かったので、最初の1時間が非常に長く感じられた。この時点で、既に先頭集団は自分を入れて5人に絞られていた(ゼッケン番号は、3,4,20,24,25)。時間は忘れたが、20番氏が第3コーナーで落車して脱落。数周回後に、自分も同じポイントで右ペダルをすって危うく落車しかけるも、奇跡的に体勢を立て直せた。これが本レース中で一番危険を感じた瞬間だった。90分経過後は、いつ誰が飛び出してもおかしくないと考え、様子を見つつ脚をためた。
・要チェック選手の状態を見る ← 重要!! マークしていた3人のうち2人は、上述の5人に含まれていた。序盤から、自分が先頭に出た時は、わざとペースを上げたり、下げたりして、後続の様子をうかがったが、残った4人は脚があり、簡単に千切れそうも無いし、特に苦しそうな様子もないので、逃げて勝つのは無理そうだな、と感じた。
・自分の得意な展開に持ち込む方法を考える・・・というわけで、レースプランには書かなかったが、いつかは決めてみたい「逃げて勝つ」は今回も封印となる。例によって、最終コーナー立ち上がりからのスプリントに備え、残り15分間は、集団先頭に出ても踏まず、あえてペースを落とし、脚をためることに専念する。不思議と誰も飛び出さない。最終周回に入るホームストレートで、3番氏がペースを上げたので、ついていくも、そのまま逃げ切る様子もなく、先頭集団は元の形に。3番氏が先頭のまま、最終コーナーに2番手で突入。コーナー立ち上がりからのホームストレートで、3番氏はセオリー通り蛇行して、後ろに付かせない作戦に出る。3番氏がコース左側に大きくそれて右後ろを振り返った瞬間、さらに左側からスプリントをかけて踏み倒してゴール。ガッツポーズの練習しといてよかった(笑)

○レース後
・レースプランと実際を比較し、次回プランを是正する・・・ほぼプラン通りであった。予想外だったのは、序盤のペースが意外と速かった点と残り30分以降での逃げを試みる動きが無かった点。
・レースプラン通り出来なかった点を考える・・・序盤、あげる必要の無いところで無駄に脚を使ってしまっていたように思う。また、自分の前の選手が中切れを発生させ、それを埋めることが何度かあったのは想定外、というか位置取りが悪かった。
・レースプラン通り上手く出来た点を考える・・・後半は自分に有利な形で展開できたと思う。
・練習での改善点を考える・・・「逃げて勝つ」を成功させるためには、独走力が必要。残り20分なり15分なりを「出し切る」ような走りが出来ると、武器がひとつ増える。今の実力では、単独で逃げ切れる自信が全く無い。

○まとめ
今シーズンずっと欲しかった結果が、最後の最後で得られたことは本当に良かった。多くの人がオフシーズンの中、比較的小規模の大会ではあったが、「勝利」の感触は大切だ。今日は今シーズンの最終日であると同時に、来シーズンの初日と位置づけることとする。
結果も良かったが、ほぼレースプラン通りにレースが組み立てられたのも大きな収穫であった。

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