20140525エンデューロ磐田_45位、ベルギービール2014/05/25

10:30頃、自走で出発。11:00頃、会場到着して受付。知った顔に挨拶しながら、チームテントへ。

コースはシケインを一箇所追加した以外は昨年と変わらず。

定刻でスタート。最初の一周はバイク先導によるローリングスタート。予定通りの番手キープで、淡々と進む。30分経過して、ちょうど前方で展開していたオカダマンな方々とピットイン。この時、計測ラインを通過せずにピットインしてしまい、リザルトではマイナス1ラップとなってしまったことを、後で知る。慌てる乞食はなんとやら、、、である。

今年のピットインはリボン付け係の人数が少なかったのか、意外とタイムロスが発生。これも集団をばらけさせたいという主催者の意図か。他チームの方と3人で半周ほどで、集団復帰するも、結構脚を使ったので、集団内でしばらく休みたいなぁと思った。
でも、チームメンバーの多くがピットインしてないようだったので、徐々に位置をあげて、次のピットインタイミングで先頭へ出て、ペースコントロールすることに。見えないところで、地味に仕事したつもりだけと、チーム員でも気付いてくれた人は少ないだろうなぁ。ちなみにSDLのE口さんは、しっかり気付いて声までかけてくれました。

その後はチームメンバーが集団復帰するまでは、先頭付近で怪しい動きをチェックする仕事を。これは応援してくれた方々には、わかってもらえたかな?
三船さんの逃げには、ソロ参加の人が含まれていなかったので、ノーケア。

皆が集団復帰してからは、集団内で脚を休めさせてもらう。

2時間経過前後、エースよりペースアップの司令が出る。(後日確認したところ、三船さんとソロの逃げが1分差にまで広がっていたので、さすがにヤバイとエースも焦っていた模様)ミソノイトレインで何度か揺さぶりをかけて、もう少しで逃げが決まりかけるところまで来た。

その周のバックストレートで、再び攻撃司令が出たので、単独アタック!もう少しジンワリやるべきだったかも。チームメイトのKazさんが反応してくれたが、肝心の他所のチームの有力メンバーが反応してくれず、良い仕事ではなかったかも、、、
この辺りから、マッチの残り本数が気になりだして、弱気になってしまったのがまずかった。

その次の周で、逃げが決まる。追走できなかった段階で、レースとしてはジ・エンド。今年も苦渋を舐める。



夜は三船さんを囲む懇親会@掛川へ。完全アウェーな飲み会と思いきや、ビバーチェ掛川な方々中心で顔見知りもいたし、レース中に声かけてくれた粟レンジャーのハンパもんさん(実はご近所と判明)もいて、美味しいベルギービールで盛り上がる。

三船さんとの会話は、E口さんから聞いていた以上に濃かった。濃すぎて消化不良を起こしている。やはり、三船さんの感覚は良い意味で日本人離れしている。話はヨーロッパにおける自転車文化から戦国時代と中山道まで多岐に渡る。これぞ、大陸流といった感じ。

◼︎ヨーロッパと日本では、自転車文化の前提が異なる。我々は、表面的に箸を使えているつもりになっている西洋人と変わりないかも。日本人に自転車の説明をする際は野球に例えると分かりやすいかも。

◼︎勝ちたいと思うなら、やることは決まってくる。脚力差よりも勝利への執念の方が遥かに重要。「レースは合法的な殺し合い」である。自分も相手も苦しい状況で、自分の苦しさは忘れてアタックすべし。打つと決めたら、とことん打つべし。棚ぼた勝利は意味が無い。レースでは他力本願ではダメで自分から動いて展開を作るべし。その練習として下のレベルのレースに出るのも、主催者からNG出されなければ有り。ただし、負ければどう言われるか覚悟すること。

◼︎自転車乗りの腕の筋肉は外側につくのが正しい。ポジションは突き詰めれば力の入れやすい一つのみ。脹脛に筋肉が付くのは練習方法が間違っている。最も重要なのは尻の筋肉で、そのつき方を見れば、自転車乗りとしての能力が分かる。

◼︎プロの世界では、アシストはエースより強くなくては務まらない。

うーむ、書ききれない、、、。でも、よくよく考えてみると、実はコーチから聞く話とかなり重なる部分がある。ということは、、、

オシャレなバーでの二次会も参加し、終電逃したので、タクシーで帰宅。幹事のA井さん(実はご近所と判明)は、わりと普通な変態で安心(笑)(と思ったら、実はオリンピック強化選手候補にもなったスゴい人だと後で共通の知り合い夫妻経由で知り、ビックリ!)
久々の深酒となり、体へのダメージもあったが、それ以上に良い話を聞けたのは大収穫。実は数年前にも、この飲み会に参加する機会があったのだが、レースで落車してドタキャンせざるを得なかったことを思い出した。あの時に三船さんの話を聞けていたら、と思う反面、今だからこその質問内容や理解度ということもあろう。