20140608犬山クリテリウム_登録者クラス 優勝、FTP更新2014/06/08

村田機械株式会社さんの犬山事業所内特設コースで開催された、第19回犬山クリテリウムロードレース大会に参加。ミソノイレーシングチームからはN村さんとF田さん(ともにスポーツクラス)と自分の3人。チームZEROなM野さん(エキスパートクラス)とは現地で合流。

5:20頃 F田さんのアルファードでピックアップしてもらい、7:10頃会場に到着。

受付をすませ、バイクを組み立てて、コース試走へ。

実はこの大会、2010年に4時間チームエンデューロとスポーツクラスに参加しているが、チームエンデューロでは計測チップのトラブルで最下位、スポーツクラスではラスト2LAPの第5コーナーで単独落車してDNFという苦い思い出がある。そんな記憶を払拭すべく、今回は最上位の登録者クラスにエントリーした。4年間で自分がどこまで走れるようになったのかを確認したいという期待と、コースに対する若干の不安が同居した複雑な心境で・・・。

エキスパートクラスは7人、登録者クラスは9人の計16人でスタート。周回数が同じ15周であり、2クラス混走であるが、ゼッケンNo.の違い(前者が1桁、後者は2桁)で見分けることになる。スタート直前、8周目がポイント周回とのアナウンスがあった。

スタート直後から、元気な高校生たちの引きによって、ハイペースで進む。アップは試走のみだが、心肺もまぁ何とか順応してくれている模様。人数が少ないことも有り、最後尾からスタートして少し様子を見ていたが、2周目のホームストレートでペースが緩んだ瞬間に5番手くらいまで位置を上げる。やはりクリテリウムは前目で展開した方がやりやすい。

ポイント周回の前周である7周目、朝1の個人TTで優勝しているG氏が飛び出す。相変わらずの力強い走りだ。誰も反応せず、そのまま独走を許し、G氏がポイント周回をゲット。

レースは引き続きハイスピードで進む。途中、気付くと高校生たちが先頭集団から居なくなっていた。

ラスト2LAPの終わりから最終周回に入るホームストレートで各クラス1名ずつの2人が飛び出し、間が少し開いてしまう。第1コーナーを抜けてからバックストレートにかけて、N良さんの強烈なダッシュで間を埋める。その直後、逃げていたうちの登録者クラスの1名が突然失速、と同時に同じく登録者クラス1名がアタック。これに冷静に反応し、鉄則通り最終コーナーをクラス2番手で通過。最後は相手の出方を見ながら、下ハンダンシングでスプリントしてささせてもらった。

登録者クラス・エキスパートクラスともに、出場者が10名未満のため、表彰は1位のみ(写真)。いつも負けているN良さん(今日もクラス違いとはいえ、負けてしまった)と表彰式後、固く握手を交わし、次戦エコパでの雪辱を心に誓う。

インターマックスさんからのサポートを受けての初戦、勝利で飾ることができて、本当に良かった。ありがとうございます!
シンセシスとの相性が良いというか、縁起が良いというか、いや、クーリング性能のおかげで、罵声が飛び交う集団内「レース中、怒鳴る奴ほど強くない」の実例が散見される中でもヒートアップすること無く、終始冷静にレースを進めることが出来た。

帰宅後、レース中の車載動画を見なおして、以前から薄々気付いていた自分の弱点が確認できたこと、FTPをほんのちょっとだけど更新したこと、も収穫であった。が、なにより、「2位と3位ばかりで勝てない病」の疑いを晴らせたことはメンタル的に非常に大きい。