20141005モリコロパークサイクルフェスティバル_2時間男女混成3名の部 優勝2014/10/05

台風18号(ファンフォン)が近づく荒れ模様の天気の中、朝5:30、大会主催者による開催発表があった。あぁ、や、やるんですね・・・ということで、10:30頃、Wさんのプリウスでピックアップしてもらい、愛・地球博記念公園へ向かう。先週の万場クリテの反省や今後の練習内容について話し合いながら、1時間半くらいで到着。モリコロパークは初めてだが、意外と近くて驚き。

駐車場到着時は、ちょうど小雨になった頃だったので、急いでバイクを組み立てて、チームピット場所を確保しに行く。大会本部ステージ付近は屋根のある場所で、雨にぬれること無く過ごせて、大変助かった。受付も済ませ、参加賞のタオルとゼッケンを受け取る。

チームピット(といってもレジャーシート2枚を敷いた場所)で試走の準備をしていると、粟レンジャーな人々が出現したので、健闘を讃えつつ、コースの路面状況を教えてもらう。ハンパもんさんは、名前に反して半端でない走りだから、改名したほうが良いんじゃなかろうか、なんて冗談を話しながら試走へ向かう。

先ほどより雨脚が強くなってきており「こんな雨の中、自転車乗る人達はバカだよね〜」とチームメイトと話しながら軽く1周。晴れていたら、気持よく走れるコースだなぁという印象。Aチーム・Bチームともに第1走者は2周目も走った模様。

ピットに戻り昼飯(クリーム系パスタ)を補給して、競技説明へ。そのまま第1走者はスタートラインへ並んだが、スタートまでの待ち時間、相当寒かったらしい。

このコースはピット交代に備えて観戦するポイント選びが難しい。2周目、BチームNさんがAチームYさんをしっかり牽引している姿を応援して、チームピットへ戻る。

作戦通りの周回数をこなして帰ってくる頃を見計らって、Aチーム第2走者KさんとBチーム第2走者のWさんとともにピットエリアへ向かう。ほどなくしてずぶ濡れになったAチーム第1走者のYさんがピットイン。第2走者のKさんへ計測チップを中継して送り出す。この時点で3位の模様。チームピットに戻り、イナーメのレインジェルを塗ったり、縁起の良い塩むすびを補給したりして出走準備をしていると、YさんがWebの中間速報を見ながら「コレは勝てちゃうかもしれない、うん、勝てるような気がしてきた」と早くも勝利宣言でプレッシャーをかけてくれる(笑)

16:00前後のピット交代を約束していたものの、自分がピットエリアに行くのが少し遅れて、2分ほどタイムロスしてしまった模様。こりゃ申し訳ない、と思いつつ、スタート直後から徐々に上げていく。この段階で勝負は我々含む上位3チームに絞られていた。

良い感じで独走していたが、1周目の中盤頃から、後ろから妙にモトのクラクションが聞こえるなぁと思っていると、愛三工業レーシング2名が牽引する先頭集団がやってきた。これ幸いと、乗車させてもらう。ついていけないスピードではなかったので、ローテに加わり、このトレインで先行チームを追走することにした。

愛三2名、まるいち2名とともに先頭交代を繰り返す。意図的にローテに参加しない人もいて、まるいちな人はやや苛ついている様子。自分が積極的に前引いたら、先頭交代時にGood Job!ってな感じのハンドサインをもらう(ん、この人、どこかで一緒に走ったことあるぞと思うが思い出せない)。集団分散を狙って、時折、愛三がペースアップするが、そこはキッチリついていく。

しばらく走っているうちに、この集団の中に、1位の超カルレーシングと2位のTEAM Yがいることに気付く。超カルレーシングな人は先頭交代に加わらず、特に動きもしないので、これは既に我々を1LAPして優勝確信モードなんだな、と判断。こうなったら、2位は死守せねば、とTEAM Yな人を徹底マーク。

先頭で元気に展開していたまるいち2名がピットに入った後は、愛三2名がレースリザルトへの影響が出ないよう配慮してか、引きを弱めた。TEAM Yな人と自分でのローテがしばらく続いた。この辺りが一番辛かった。

現在時刻を確認し、残り2周回が確定したあたりで、最後の展開を予想して脚貯めモードに入る。コース終盤からタラタラと続く上り基調でのフィニッシュなので、スプリント開始ポイントはやや遅めにしようかなと考えながら。

最終周回もTEAM Yな人が積極的に引く。一回目の先頭交代要求には応ずるものの、二回目は拒否し、マークを外さない位置をキープ。ライバルチームが飛び出したら、即反応できるスクランブル体制を維持。

残り数百メートル、先頭はTEAM Yな人、続いて自分という必勝体制。右後方から、まるいちな人がダンシングで元気に飛び出す。TEAM Yな人が続いたので、シッティングのまま追走。そのままゴールスプリントするかと思いきや、やや失速したので、じゃ、行かせて頂きます、と下ハンシッティングのまま2人ともキッチリさして、最後は踏み切って先頭ゴール。何とか2位に食い込めた〜、とホッとしながら、計測チップ回収場所へ続く道をバイクを押しながら歩いていると、前方から、ずいぶん喜んだ雰囲気のチームメイト達が近づいてきた。どうやら勝ったらしい。

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AB両チームで手に入れた勝利。今日みたいに、皆で協力して戦うチームエンデューロを、ずっと前からやりたかったので、最高の結果も出せて、大満足。祝勝会では、美味しいビールが飲めそうだ。あらためて、TRX-Racingの皆さん、悪天候の中、お疲れ様&ありがとうございました。
レースの展開的に、最終走者には、相当なプレッシャーがかかっていたけれど、実はプレッシャーがかかる程、チカラを発揮出来るタイプだという自己分析で締めくくってみる。

20141012JBCF輪島ロード_E1 DNF2014/10/12

別名『第7回 禅の里ロードレースin輪島』に1泊2日で参戦。
9/28豊橋万場・10/5モリコロサイクルフェスに続く3週連続レース。
今年は不思議とコンディションが落ちることがない。(そのかわり絶好調も無いが^^;)

平坦系レースでは前から2〜3列目の好位置からスタートすることが多いが、今回は序盤から他のレーサーの邪魔になってしまうことが明らかだったので、思いっきり遠慮して、最後尾からスタート。

スタートして200mほどで、1つ目の登りが始まる。
2.5km、平均斜度8.2%(Garmin計測値)、約10分。
先頭は、モーター付いてる?と思うくらいの、それはもう信じられないくらいものすごいペースで上がっていく。
数百メートルもいかないうちに集団は徐々に分裂。
自分も千切れて、カミハギRTな人とふたり旅。前方に4〜5名のパックが見えていたので、「頑張って追い付きましょう!」と声かけながら進むも、下り区間に入るとあっという間に視界から消えてしまう。

テクニカルな下り区間はヘアピンカーブとその後2つのカーブを注意してクリアすれば、あとは基本ノーブレーキでいける。下り基調の平坦区間は、ふたりでローテ。

2つ目の登りは少し短く、勾配も緩い。1.4km、平均斜度7.0%(Garmin計測値)、約5分。登りきってからの下りはほぼ直線でスピードが出る。下りきって国道へ出る右コーナーが実は危ない。風の強い平坦区間もローテしながら淡々と進む。

2周目、1つ目の登り区間で、カミハギRTな人がペースダウンしてしまい一人旅に。前方に一人チラッと見えたが登り区間では追いつけないままテクニカルな下り区間へ。下り基調の平坦区間で、先程から見えていた人との差が徐々に縮まってくる。このへんは、個人タイムトライアル状態だ。

2つ目の登り区間へ突入。前走者はチラチラ見えているが、登りで追いつくのは至難の業。下りきった平坦区間でHINO自動車RTな人に、ようやく追いつく。

3周目突入時、先頭とのタイム差は7分30秒くらいだったか。「こりゃダメかもしれませんね」とHINO自動車RTな人に声をかけると、「諦めない」と返事が。3周目は、まるまるこの人とふたり旅をすることになった。ちょうど脚が合って、2つの登りともずっと並走。平坦区間も2人でローテ。

3周目が終了し、ラストラップ4周目に突入しようとした第1関門で、先頭から10分以上のタイム差で失格というルールにひっかかり、DNF。

<悪かった点>
スタート位置は遠慮しなくて良い。
1周目の最初の登り、もう少し追い込んでも良かったのかも。登りでのペース配分は難しい。
わかりきっていたことだが、圧倒的な登坂力不足。
苦手なニンジン(登りがキツいロードレース)を完食できず。
E1クラスタデビュー戦、実業団レースで初めて(落車を除き)DNFをくらった。

<良かった点>
ペースは遅いが、タレずに登りきれた達成感。あのような高低差のあるコース(写真)をレースで3周回もしたことが、未だに信じられない。
ヒルクライムレースに出る人達の気持ちが、ほんの少し分かったような気がする。実は登りのあるレースも面白いかもしれない。
5分CP更新。
来シーズンの目標がひとつ増えた。輪島で食べ残したニンジンは輪島で完食する。

「挑戦することを恐れるな、自分が挑戦しないことを、恐れろ」マイケル・ジョーダン

20141016最新!トッププロが教えるロードバイクトレーニング20152014/10/16

最新!トッププロが教えるロードバイクトレーニング2015
栗村修監修
洋泉社MOOK

宇都宮ブリッツェン所属選手たちが語る「プロの方法」がとても興味深い。自分が想像していたプロ選手のイメージが良い意味で変わってしまった。
増田選手は理論派なのだなぁ、、、彼の著書が出たら、是非読んでみたい。
ホビーレーサーって、恵まれているのだな、意外と。
この手の本は、情報鮮度が命なので、早めに読んでおくのがオススメ。

追記: 栗村さんの言いたかったことは、最後の数ページに凝縮されている。この数ページを読めるだけでも、幸せな日本のホビーレーサーであることに感謝せずにいられないし、夢を見ることができる。良い本だ。

20141018SDL春野練習2014/10/18

Nobuyanさんから美浜対策練習をすると聞いて、SDLさんの練習会にWさんと参加させてもらうことに。
集まったのは、13人。図らずも、YブランドつながりメンバーでのY練習会となった。

集合場所から北上して、右折する目印にしていた養鶏場が無くなって更地になっていた。久々の春野コースで、他にも看板がなくなっていたり、景色が変わっているところもちらほら。

森町スカイライン入口信号にて揃い待ち。ここから元開橋の先までは休憩なしで一気に。途中から二人旅になったUさんが強い。自転車始めて10ヶ月でこれだけ走れるとは、この先が恐ろしい。最後のコブ3つは、美浜を意識して、全てきっちりスプリント。

元開橋の先から、三倉トンネルまではゴリゴリ区間という指示通り、ゴリゴリと。三倉トンネルまでで出し過ぎてしまって、チンタラチンタラと走っていたら先頭からだいぶ遅れをとってしまう。周智トンネルへの登りはマイペースで。

下りきって、熊の親子で揃い待ち。
峰小屋の登りは、この辺のコースの中で一番嫌いなのだが、今日はいつもと違う感じだった。最後の直線区間、「え、もう登りが終わっちゃうの〜?」という、今まで一度たりとも思ったことがない気持ちになったのだ。自分の中で何かが変わり始めているというのか?この齢にして・・・。なんとも不思議。で、最後、I澤さんとUさんを振り切って登り区間終了。

そのまま休むこと無く、トンネル出口の揃い待ちポイントまで。
この後は高速ローテ区間ということで、けびんさんの複数回アタックがあったり、I澤さんの鬼引きがあったりと、いい感じにアベレージが上がっていく。スプリントポイントは出遅れたものの、最後はキッチリもがいておいた。

ローソン天竜山東店にて休憩談笑。Wさんもすっかりお腹イッパイになった模様。帰りがけにけびんさんパンクで離脱。

天竜川堤防の後半は、「中華カーボン男」ことI澤さんと我慢比べ大会。ここが一番キツかった=良い練習になった。

86km,TSS239
予想以上に追い込めた。以前からずっと思っていたが、SDLさんは区間ごとの練習テーマ設定があり統制のとれた練習会という印象で、犬&オウム型の自分には相性が良いみたいだ。(ありがとうございました。またよろしくお願いします。)

■<今日のMET シンセシス>
夏の間、その通気性の良さにだいぶ助けられたMETシンセシス。冬に向けて、頭が涼しくなりすぎるのが心配だが、気温20℃前後のこの時期、まだインナーキャップは要らない。
http://www.intermax.co.jp/products/met/#road_mtb

20141019チーム周回練習2014/10/19

久々の日曜チーム周回練習参加は、なんと7月27日以来。レース参戦や天候不良が多かったとはいえ、11週間も周回練習に出ていなかったとは驚き。
そして、次回参加出来るのは、11月9日か16日の予定。そうこうしてると、日曜日のチーム練習も周回コースではなく、浜名湖一周に切り替わる時期となってしまう。ちなみに、4〜11月は集合出発時間が6:30だが、12〜3月は7:00である。
http://www.misonoi.com/team.shtml

この時期、オフシーズンに突入するチーム員もちらほら出てきて、今朝の練習参加者も少な目。高校生2名と初参加のM田さんを含む6名でスタート。

深萩神社までは、抑えめペースで。神社では、人数が少ない時の恒例、Y支店長の「周回ですか、浜名湖1周ですか?」という確認が入り、周回練習を選択。初参加の方にコースを覚えてもらうため、1周目はゆっくり目に走るということで。

2周目からは、Y支店長による高校生シゴキが始まり、容赦ないゲキが飛びまくる。これに驚いたのか、サイクルコンピュータの速度表示が30.2km/hのまま動かなくなってしまう。ガーミンEdge500のトラブルは(自分的には)本当に珍しい。

久々に一緒に走った高校生達の速さ・強さには敵わない、もう着いていけない、と書きたかったところだが、残念ながらそうではなかった。これは、冬のコツコツ練習にご招待しないといけないな、と思ったところ、本人達も強く望んでおり、合意に至る。

休憩時、自転車始めて1ヶ月というM田さんから、強くなるにはどうしたら良いでしょう?という直球質問を受けた。レース志向のようなので、自分みたいに回り道してしまわないように、少しでも力になれれば、と考える次第。


最新の栗村本に、「トレーニング環境を作るのも、選手としての能力のひとつ」であり「自分が走る環境を整えるのも、レーサーとしての大切な能力」だとあり、とても共感を覚えた。
http://hibikorebenkyo.asablo.jp/blog/2014/10/16/7460181
アマチュアレーサーの我々も、言い訳を探している場合ではないな。

20141020疲労と疲労感2014/10/20

土日、少し追い込みすぎたからか、けっこう疲労感がある。普段から、出力とライド時間で算出されるTSSの値を肉体疲労の目安にしているが、日曜練習の途中でEdge500がトラブってTSSが把握出来ていないのが痛いところ。

加齢とともに、疲労ともうまく付き合っていく必要があるんだろうなぁ。
その疲労について、某情報源から、少しだけまとめ。

<疲労の3タイプ>
・肉体疲労・・・筋肉痛など
・精神的疲労・・・いわゆるストレス
・神経的疲労・・・目の疲れなど

疲労(体からのサイン・シグナル)と疲労感(その人の感じ方)は別物で、必ずしもリンクするとは限らない。

体からのサイン・シグナルには、痛い・熱っぽい・いつもと違うダルさ・大小便等がある。➡︎起床時心拍数も目安になる。

<疲労を貯めない工夫>
記録(体日記:将来的に自動化?)を付ける等して、体からのサイン・シグナルの見える化を図る。
そのサイン・シグナルを早目に察知して早めにブレーキをかける。


ということで、明日は代休取得か?!

20141022パパライダーのための科学的ヒルクライムトレーニング・浅田顕のスポーツバイシクルライディングテクニック2014/10/22


帰宅すると、写真のブツが届いていた。

自転車の神様からのプレゼント?
まぁ、読んでみるか・・・

20141024祝勝反省会@阿里山2014/10/24

Kさんの万場での優勝、自分の舞洲での優勝、そして、モリコロでのチーム優勝を祝して。

公認チームへの道・今後のレース予定・気になる横綱さん・冬のトレーニング・来シーズンの抱負等々を話しながらの6時間耐久飲み会は、落車もなく全員完走。楽しい時間は、本当に早く過ぎてしまうものだ。そして、来シーズンは皆でヒルクライムレースに出ることと、チームメンバーが2名増えることが、いつの間にか決まっていた模様。

本日の名言:「山の神は2人は要らない」 by ヒルクラハンカチ王子 →ファンライド編集部にネタ提供することと、王子の実業団登録準備を進めておくことを忘れないこと(^^)

それから、某自転車雑誌の美人ヒルクライマー紹介ページの片隅に、練習仲間として掲載される時のための準備も忘れちゃいけない。

20141025SDL小笠山ショート1周練習2014/10/25

レース前日なので、短時間でも強度を上げておきたく、小笠山へ。

水木金の3日間ノーライドだったからか、出発時、サドルと尻が遠距離恋愛中の恋人状態。ハンドル位置もしっくりきて、カラダが自転車乗車フォームをとれて喜んでいる感じがした。脚はフレッシュで軽い。

だが、練習では、まるでダメヲ君だった。昨日飲みすぎたか。

昼からは、JBCF美浜クリテリウム前泊のため移動。

20141026JBCF美浜クリテリウム_E1 DNF2014/10/26

5:45民宿 新栄館を出発。途中、コンビニで朝食を買い、6:00には会場駐車場到着。

雨がパラつき、皆の士気が下がる。気温が低くないのが救い。7:00過ぎには雨がやんだので、コソ練大魔王とY支店長と一緒に、アップを兼ねたコース試走へ。

E3の1組目を応援して、自分の準備のためにクルマへ戻る。

検車時、重量チェックでバイクを持ち上げた係員から「このバイク重いね〜(だから計測する必要はないよ)」と言われてしまう。皆そんなに軽いバイクなのか・・・。出走サインを済ませ、再び軽くアップへ。

このコースはスタート位置が重要なのでスタート30分前から並んでおいた。

E1クラスタは、1周3.75kmを8周回。偶数周回のFinishライン通過時の着順により、1位5pt、2位3pt、3位1ptが付与され、総獲得ポイントで順位が決まるポイントレースだ。

作戦は、脚がまだフレッシュなうちに、2周回目のポイントを取りに行き、その後のことは考えない、というシンプルなもの。積極的に勝負に挑まないと意味が無いし、完走出来れば良しとする消極的な走りは、今の自分がやることではないと、前日の夕食で鯛の活造りを食べながら考えた。

スタートは定刻通り。最初の左コーナーを抜けてリアルスタート後、結構なペースで登っていく。このくらいの斜度であれば、問題なくついていける。位置取りが重要なので、力を抜かず前方10番手くらいキープを目指す。少しだが登りで位置を上げられたのは我ながら驚き。登り途中で道幅が狭くなるが、さすがに皆上手くて、落車の危険を感じることは無かった。

登りきってからの第2コーナーを抜けると、道幅の広い下りと登り返し、そして再び少し下って第3コーナーまでのハイスピード区間。少しでも位置を上げるべくあれこれ工夫する。しかし、左右からの被せが半端でなく、スピード域も昨年出場したE3クラスタとは全然違う。これがE1のクリテリウムってやつなのか・・・。自分に足りないものが見えてくる。第4コーナーから立ち上がっての平地メインストレート1.3kmもハイスピードだが番手を下げないように気を付けながらついていく。

2周回目の登りもそつなくこなす。バック側の下りでは63.9km/h出ていた模様(Garmin Edge500調べ)。ポイント周回なので1周目より明らかにピリピリ感が増している。最終コーナー立ち上がりからは、今まで経験したことのないような高速域でのシビアな位置取り争いが繰り広げられた。コース左側は詰まり気味だと感じたので、右側のラインに活路を見出す。ちょうどアクアタマ2名が上がって行くので、これに便乗し、スルスルと位置を上げる。その後、風よけを探している途中で前方でスプリント開始。慌てて追撃するも、力及ばず、5位か6位でFinishラインを通過。大集団ゴールスプリントのような緊張感が漂う数百メートルの闘いだった。それでも落車の匂いがしなかったのは、このカテゴリだからだろう。ほぼ無風の平地スプリント60.5km/h(Garmin Edge500調べ)

この戦闘で、脚も心肺もダメージを受け、ポイントを取れなかったことで気持ちも切れかけて、登りセクションで休みまくっていたら、いつの間にか集団最後尾に。あっさりと千切れてしまい、レース的にはジ・エンド。スペースゼロポイントな人と2人旅。途中、サカタニレーシングな人と竹芝レーシングな人が降ってきて、4人での協調体制。完走への微かな望みを持ちながら、2列高速ローテで回すものの、6周走ったところで赤旗が振られてタイムアウトとなる。

<反省点>

あまり良い作戦ではなかった。2周回目は皆元気で、自分と似たような作戦の人も少なくなく、恐らく最も激しいポイント争いであっただろうと思われる。そして、もし仮にポイントをとれていても、あれだけ脚を使ってしまっては、今の自分の脚力では完走も覚束ず、DNFでは順位がつかない。どの周回のポイントを狙いに行くかは、計画を立てつつもレース展開によって柔軟に変えていくのが良いだろう。もちろん、全ての周回ポイントを狙える力をつけるのが望ましい。

3周目の登りで休みすぎてしまったし、集団から千切れそうな瞬間に踏ん張れなかった。苦しい時に粘れる力をつけないといけない。これは、某氏から指摘された、高出力・ハイスピードの持続力が足りないこととも関係しているだろう。

<良かった点>

2周回目のポイントは取れなかったものの、あのような局面での位置取りとスプリントについて、ある程度の手応えはつかめた。

E1クラスタが、E2やE3とは別世界だということがよくわかった。変な例えだが、小学生・中学生・大学生、くらいのギャップを感じた。

作戦通り、積極的に勝負に挑む走りが出来た。DNFを恐れていてはいけない。チャレンジした結果がDNFだっただけで、悔いは無い。

美女3人組をはじめ、応援頂いた皆さん、ありがとうございました。