20150524JBCF大井埠頭ロードレースE1_16位2015/05/24

◆レース準備編
・カテゴリー:E1(Tour of Japan 東京ステージの併催レース「第4回 JBCF大井埠頭ロードレース」)
・コース:東京都大井埠頭内特別周回コース(7km/1周)を4周。ほぼフルフラットで逃げが決まりにくく集団スプリント勝負になりやすいコースのようだ。
・スタート時間:9:50(選手受付 6:30~7:30、監督会議 7:30~8:00、試走 9:00~9:10)
・天気予報:曇時々雨
・移動:ルートは新東名高速~東名高速~首都高、4:00前出発で間に合う予定。
・持ち物:雨具
・前回リザルト:N/A
・前回展開:N/A
・作戦:フィジカル・テクニック・メンタル・ナレッジのそれぞれで自分に足りないものは何なのか、一つでも良いから気付きを得られるような走りをする。
・マーク選手・優勝候補:大勢
・TSB:2.0
・その他:印刷した駐車証の持参とゼッケンプレート(800円×2)の購入を忘れないこと。

◆レース振り返り編
・移動:ほぼ予定通り出発→6:30頃到着(休憩・渋滞なし)。新東名遠州森町スマートICへのアクセスに意外と時間がかかりそうだったので、東名高速袋井ICから入ることにした。
・注意すべき選手:自分以外全員。チームとしては、クラブシルベスト・サイクルフリーダムレーシング・VC Fukuoka あたりが仕掛けてきそうな雰囲気。競輪S級選手が出ていたことを後で知る。少しずつでも、同じクラスタのレーサーの名前と特徴を覚えていこう。彼を知り己を知ればなんとやらだ。
・天気:曇りのち晴れ(レース中に雨が降らなくて本当に良かった)
・コース状態:ドライ。場所柄仕方ないが、事前情報で得たとおり、路面状態はあまりよろしくない。が、コース相性は悪くなさそうだ。
・レース戦略:集団前目で展開。
・食事・補給食:クリーム系パスタ・塩むすび。スタート前に梅丹CCC+。ボトルの中身はコストパフォーマンスに優れるファイン社のイオンドリンクビタミンプラスを選択。
・機材・ウェア:FOCUS Izalco+WH-9000-C50TU with Continental Competition、チームジャージ(アーム/レッグウォーマー無し)、RudyProject Rydon、SCOTT Road Premium Shoe、METシンセシス
http://www.intermax.co.jp/products/met/#road_mtb
・ウォーミング・アップ:コース試走(今回から義務付けられた全員での試走とは別に監督会議後にも試走しておいた)
・スタート時の覚醒水準(意識のはっきりさ度合):ふつう~まぁまぁ良い
・リザルト(順位・タイム・タイム差他):16位(Topと同一集団ゴール) 35:59 Ave. 46.65km/h
・展開
<スタート>J Elite Tour のリーダージャージ VC FukuokaのS氏とチームランキングトップ クラブシルベストの面々が陣取る最前列。そのすぐ後方(2列目)に並ぶ。毎度のことながら、「スタート1分前です」のアナウンスが緊張感を集中力に変えてくれる。スタート30〜10秒前頃になると、集団のあちこちから「よろしくお願いします!」の声が聞こえるので、自分も声を出す。しばし静寂の後、号砲で一斉スタート。っと、クリートキャッチをミスった。が、すぐにリカバリー。
<序盤>スタート前に「逃げがあったら乗るつもり」と話していたSPADE ACEなAさんの姿を常に視界に入れつつ集団の中~前目をキープ。少し位置を下げてしまった2周目のバックストレートで、後方から落車音が聞こえ、ポジション上げなきゃなと少し踏んだ。
<中盤>集団の中にいると「こんなに楽して良いんだろうか?」と思うくらい脚が貯められる。結果がどうなったとしても、このまま何もしないままのレースにはしたくなかったので、第3コーナー立ち上がりでダンシングした勢いを活かして、前方の単独逃げにブリッジ。次のコーナー立ち上がりで、2人で回していこうと意思確認&先頭交代して、短い時間だったが先頭を引いた。しかし(いや予定通り?)、間もなく強大な力を持つ集団に吸収される。この数十秒間が本日のハイライトかも。
<終盤>コースのどの辺りでポジションを上げやすいか、序盤で把握出来ていたので特に焦りは感じなかった。前目を意識しつつ、でも上がり過ぎないように微妙な位置取り。集団は大人数のまま最終コーナーを抜け、ゴールスプリントに向けて独特の雰囲気に包まれる(この高揚感が好きでレースがやめられないのかもしれない)。ゴールラインまでは700メートルも距離があるため早駆けは避ける。集団前方の約20名がふっとペースを落とすと、両サイドから次々に人が上がり、先頭が入れ替わる。1~3周目の感触から、落車回避とポジションUPのために自分が選択したのはコース右側のライン。前に上がりたいが風は受けたくない気持ちから中途半端な位置取り(後から考えるとコレは良くなかった)をしていると、ほどなく、サイクルフリーダムレーシングなトレインが上がってきたので、これに反応。結構なペースでコース右端をどんどん上がっていく。最後は腰を上げて全開スプリントする力もスペースもなく、かといってシッティングでもモガききれぬまま集団ゴール。やや不発感が残った。

・うまくいった点:落車に巻き込まれず、終始落ち着いて走れた。周り(特に前方)をよく観察し、数秒後の集団の状態と位置関係を常に予測しながら走ったのが良いみたいだ。後方を確認する余裕もあったし、位置取りも概ね思うように動け、流れに乗れている感じがした。コンディション的には前日の追い込み(今日のレースより昨日の練習のほうが正直キツかった)と、1週間の禁酒のおかげか、先週のレースより脚も心肺も調子が良かった。自転車の教科書にある「おじぎ乗り」を意識したことも良かったのかもしれない。

・今後、改善が必要な点:高強度で粘れる時間が短い。独走力が足りない。レース中、ふと弱気になって位置を下げてしまうメンタルも要改善。最終局面での位置取りにも課題が残った。あまり下ハンを握れていなかった。

・レース後の痛み・違和感・不具合:特になし

・その他:
JBCFの駐車証割り当てファイルには、参加チーム名と各チームの参加人数が記載されていたのだが、72チーム中、なんと32チームが単騎参戦で驚いた。皆さん、意外とソロ参戦するんだなぁ、あぁでも助手席に誰かいるパターンも多いか・・・。

レース中「こりゃ、今日はイケちゃうんじゃないか?」と思った時間帯もあったが、そんなに甘くなかった。まだまだ修行が足りませぬ。他のコースに比べ、フィジカル難易度が低めということもあり、手応えをつかんでしまった感があるかもしれないが、変な勘違いをしないように(笑)>自分。

14:30まで交通規制のため駐車場から出られないのでダウンがてらブース巡り。工具メーカーKTCブースではトルク管理の重要さを教えてもらった。METシンセシスをサポート頂いている Intermaxさんのブースにお邪魔した。聞くところによると、昨年より明らかに救急車のサイレンの音が少なかったそうだ。NorthWaveのシューズを試着してみたかったが、持ってきていないようで残念。

今週はTOJを少しだけ観戦。天気も良くなって、適度な日差しと乾いた風が心地良く感じられる中、色鮮やかなジャージを着たレーサー達がものすごいスピードで目の前を横切っていく光景と、それを応援する(自分も含めた)観客に、「あぁ、自転車レースって良いなぁ・・・」と素直に感じられたひと時であった。
その後、駐車場へ戻ると、周りの車がかなり減っていた。交通誘導係の方に聞くと、レース中だが実は駐車場の裏口から出られることがわかり、慌てて帰り支度をして帰路につく。帰りも休憩・渋滞なしで16時前には帰宅できた。静岡からだと、大阪も東京も地図で見るより近く感じられ、ソロ遠征も全然苦にならないが、交通費と万一の際の対応を考えると、来年からは複数人で参戦したいものだ。

Garmin Edge500の走行データが破損していた。
修復サイト
http://garmin.kiesewetter.nl
でも修復しきれず。残念無念、ショックデカチン。